貧困統計のまやかし
おはようございます。
一般社団法人子供の未来、代表理事の黒木純子です。
2022年の統計データによると、それ以前は7人に1人の子供が貧困と言われていたものが、9人に1人に変更されました。
一見貧困の子供が減ってるんだなと思いがちですが、実はこれ、貧富の差が広がり貧困の子供たちが埋もれてしまっているのです。
貧困とは、「所得が国民の中央値の半分に満たない人」と定義されています。
つまり、中央値が300万円なら150万円以下が貧困と定義されていたのが、
中央値が200万円になったら、100万円以下が貧困に変わります。
国民の所得の中央値が下がると、本来の貧困は増えているのに、定義上の貧困は減るという統計のまやかしがあるのです。
決して貧困が減っているわけではないことを、是非皆様に知って頂きたいです。