
公平という規範が失われる
おはようございます。
一般社団法人子供の未来、代表理事の黒木純子です。
貧困状態にある子供たちは、子供の権利である公平という規範が失われる現状にあります。
食事を3食取れないために常に空腹。
金銭的に受験・進学に制限がかかり、やる気をそがれる。自分が努力してもどうにもならないという諦め。
習い事・塾に通えず、やりたいことができない。夢を持てない。
旅行に行く、美術館や水族館などの体験、BBQ,誕生日パーティなどの楽しい経験が乏しく、想像力・他人を思いやる気持ちなどが低下。
親が朝から深夜まで仕事で帰らず、コミュニケーション能力が低下・社会的知識(しつけ)が身につかない。
貧困=貧しい、くらいの認識の方が多いと思いますが、
こんなにたくさんの負の影響を子どもたちに与えているのです。
現在子ども食堂、無料塾、また、地域で子どもを水族館や美術館に連れていく(有料)などの活動が行われていますが、まだまだ十分ではないのが現状です。
これからの日本を担う子供たちを助ける力が必要です。