
子ども食堂が提供する物ー食事
こんにちは。
一般社団法人子供の未来、代表理事の黒木純子です。
子ども食堂が提供するものー食事
食堂なので、第一は食事です。
一日の食事を給食のみで過ごす子どもたちがいます。
朝晩は十分な食事がとれない、取れても食パン半分と水など、今の日本で本当なの?と思う家庭が実在するのです。
また、小学校は給食がありますが、少数の中学校・高校に関しては、給食がなく
昼食すらまともに取れてない子供たちがいます。
ある中学校の保健室の先生に聞いたところ、
お昼休みはみんなが昼食のお弁当を食べてる教室に、食べるものがない自分は居づらく、
いつも保健室に寝に来る子供がいたそうです。
お昼は?と聞くと、お腹すいてないからと、毎日言っていたそうです。
でも、先生がこの子にだけお昼用のパンなどを買ってあげることは、
助けを求められない子供たちとの不平等となるため、
手を差し伸べることもままならないそうです。
そんな子供や家族が子ども食堂には沢山来ます。
ご飯を食べて、デザートを食べて、おやつを持って帰る。
当たり前の食を、提供する場。
それが子ども食堂です。